中華CNC(CNC2030)の話 その2
もう5月も半ばですね。コロナは下火になりつつあるし相変わらず会社は忙しい。
在宅勤務が開始してしまって家で仕事することが多くなってついつい長々仕事しちゃってます。
さて3か月も更新してませんでしたが記事を書きました。以下の前回の記事の続きです。
皆さんの10万円の給付金を有効に使うための参考になればうれしいです。
前回の復習
・問題点 スピンドルの先端が負荷で変形し、心振れを起こす。
・改善策 スピンドルを変更することにより、剛性を上げる。
ということで、スピンドルを新調しましたとさ。
構想
買ったところまではいいですが、モータの径は58mm。純正でついていたものは52mm。そもそも径が違うため取りつかない。
そして、Z軸のリニアアクチュエータとしてもマウントが兼ねているため、ボールねじが付く部分を変更するしかありません。
ということで、まずクランプできそうなマウント部品を探しました。
で、購入したのがこれ。送料込み2500円。安い。
でも、どこにも基準面がない。安物なのでしょうがないです。
ここに関してはシムを挟みまくって対処することにしました。
設計
上記のマウントが付くものを作りました。 こんな感じ。
側面の小さい穴二つにピンを差し込みそこの間と購入したマウントの間にシムを引いてアライメントの調子をします。ほんとは位置決め用の段差とかも欲しかったけど、加工費が高くなりそうだったのでピンにしました。
発注
発注先は最近よくお世話になっているMISUMIのmeviy。価格は、8200円くらいだった気がする。 新しくするにあたり、幅を20mmほど伸ばす必要があったため、Ý軸(短手)ストロークが20mm減りました。少しこれは痛い。
組付け
取り外したところにつければこんな感じになります。
削ってみたら案外面も出てていい感じでした。
あとは水冷用のポンプですが、直流電源を用意するのが面倒だったため、100Vからとれるこれにしました。
まとめ
とりあえずこんな感じで、貧相スピンドルを強強スピンドルにしたわけです。
が、駆動には言及してませんでしたね。
ドライバに関しては次回ですね。
ちょっと飽きちゃって雑な記事になっちゃったけど許してください。気になったところは聞いてもらえれば。
ではでは